3分でわかる多汗をもたらす自律神経失調症

自律神経兎
自律神経兎

多汗症の原因として、
何度かお話をしている
自律神経の異常。

医学では自律神経失調症と呼ばれ、
すぐ改善できるものでなく、
人によっては、一生向き合って
いかなければならない病気です。

今回は多汗をもたらす
自律神経失調症について
詳しくお話していきたいと思います。

 

自律神経失調症って?

更年期うさぎ

自律神経がストレスによって
不安定になって
体に異変が起きた状態を
自律神経失調症といいます。

自律神経って言うのは、
自分の意志とは関係なく働く器官なのです。

心臓や肺の動きなどが主な働きで、
唯一、呼吸だけが自分の意志で
調整することができるのですね。

この神経は交感神経と副交感神経に分かれます。

交感神経は主に活動している時、
副交感神経は休息を取っている時、最も働くのです。

しかし、不規則な生活や病気、
精神的なストレスによって、
二つの神経が働きにくくなってしまいます。

昼夜逆転の生活によるリズムの乱れ、
気候や環境の変化によるもの、
イライラや怒りからくるストレス。

これらは神経の働きを
大きく狂わせてしまいます。

また、女性は特有のホルモンがあり、
生理が起きてしまうと、
ホルモンが簡単に変化するため、
自律神経が乱れやすくなります。

(女性ホルモンは
脳の視床下部で分泌され、
自律神経の働きも受け持っています)

このように、何かがきっかけで
ストレスが生じると、
病院で自律神経失調症と
診断する傾向があります。

(お医者でも失調症の特定が、簡単に判断できないとのこと)

 

多汗の仕組み

疑問

自律神経は汗腺にも働きます。
交感神経は汗腺が分泌しますが、
副交感神経は全く働きません。

体や心がストレスを意識すると、
積極的に交感神経が働き、
汗腺の働きが活発になります。

それで、たくさん汗をかいてしまいます。

特に脇の下は汗腺が集まる場所で、
触ってくぼんだ部分を中心に、
多くの汗が出てきます。

 

多汗以外の症状

うつ

自律神経失調症は多汗以外に、
次の症状も引き起こします。

・顔
頭痛や耳鳴り、口が乾く、疲れ目、
喉の圧迫感に襲われ、息が苦しい

・手足
しびれ、冷え、ふらつき、
関節の痛み

・全身
倦怠感、火照り、不眠、湿疹、
起床後、疲れがとれない

・内臓
吐き気、便秘や下痢、胃の不快感、

・精神
イライラ、ビクビク、
ちょっとした事がきになって集中できない
やる気が出ず、不安になる

ほかにもこういった症状があります。
これも自律神経に関係ないようで、つながっているのです。

 

自分一人で解決しようと思ったらダメ

だめ

失調症を治療するとき、
病院に頼らず、自分で何とかしようと
する人がけっこうおられるようです。
しかし、お勧めしません。

理由は、自律神経失調症以外に
他の病気にかかっている可能性が
考えられること。

また周囲の存在も関係してきます。
周りは失調症を理解しているようで、
あまりわかっていない事が多いです。

特に誰かと一緒に暮らしている場合、
相手がストレスを抱えてしまい、
喧嘩して、症状が悪化する恐れが
あります。

でもちゃんと病院を訪れて、
しっかりと病気を治そうとしていることが
リアルに伝われば、
理解度も上がる可能性が高いです。

そういった利点を考えた上でも、
病院で見てもらうといいですね。

 

病院で治療を

病院で治療

自律神経失調症は心療内科
診てもらいます。

(心療内科は心と体の両方から
治療を行う
ため、心だけを見る
精神科とは大きく違います。

心療がついているからと言って、
混合しやすいため、注意)

カウンセリングを終えた後、
症状によってお薬が渡されます。

種類として、

・自律神経の中枢に直接働きかけ、
精神安定をもたらす

・精神安定剤
(副作用:眠気や脱力感)

・ビタミンやホルモン剤
(自律神経のバランスを整える)

・漢方
(体の調子を整えるため、服用)

 

病院や医師の態度

はあ~

お医者さんに診てもらったけど、
なかなか治らまらない。

あるいは、医師の態度に不満を感じ、
余計ストレスが溜まってしまった。

その場合は、違う病院で診てもらおうか
悩んでしまう場合があります。

確かに、医師を信頼しているんだけど、
なかなか治らない、
治る気配が見られない場合、

「ほかの病院だったら……」

と、考えてしまう気持ちは
十分にわかります。

しかし、自律神経失調症で
病院を変える場合、最低1年間みて、
それで改善しない場合、

検討してみてください。

失調症はすぐ治る病気でなく、
普段の生活習慣や精神的な要素が
大きく影響するからです。

良い方向に向かっていくには
長い時間かけて療養することが
一番大切になるのですね。

「やっぱり病院を変える」

その場合、次の方法を取るように。

 

新しい病院を決める

まず、インターネットや口コミで
新しい病院を決めます。
その際、1つでなく2つ以上
選んでおきましょう。

見てもらいたい先生は
決めたはいいものの、
病院によっては専門分野の違いによって、
肝心の医師から診てもらえない
可能性があるからです。

その時、他の病院も検討しなければ
ならないので、
最低でも2つ以上の病院を選ぶ
必要があります。

 

紹介状

次に、今通っている病院の主治医から
紹介状をもらいます。
(費用は約2500円から5000円以内)

紹介状は検査のコピーが含まれるため、
再検査を省くことができます。

ただ、どうしても今の主治医に直接
言えない場合、理由をきちんと考えてから
もらうようにしましょう。

例えば引っ越しを理由にする場合、

「転居するため、
ここ(今通っている病院)で
検査することができなくなります。
新しい病院先はまだ決めていませんが、
紹介状を書いていただけ
ないでしょうか」

他に
「セカンドオピニオンも試してみたいので、紹介状を書いてもらえますか?」

(セカンドオピニオンとは複数の治療法がある場合、
主治医以外の意見が聞ける制度)

紹介状をもらった後は
新しい病院に忘れず、持って行くようにしてくださいね。

ちなみに汗を抑えるための最終手段として手術を受ける場合、
受けた人の声を紹介しております。

こちらからお読みください。

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