
私がTシャツを買う時は、
まずは見た目の良さで決めてます。
(普通にミーハー(笑))
「あ、このデザインいい(゚∀゚).」
と思ったものを選んでます。
でも、必ず服の内側にある
品質表示を見て試着してから
買うようにしています。
この時、品質が「綿100%」や
「ポリエステル80%、綿20%」って
色々分かれていますよね。
今、私が着ているシャツは
綿100%ですが、肌がチクチク
することもなく快適です('∀`)。
素材によって、
着心地って全く違うんです。
私のような汗っかきの人は
特に素材選びには
慎重にならないといけません。
繊維の違い一つで、
汗をかいた後の
着心地が180度違ってくるからです。
「着替えればいいだけじゃん」って
話なんですけど、外出先とかだと、
汗をかく度に着替えるのは
チョットね……って感じですよね。
そこで今回は服の素材について
お話していきます。
今後あなたがTシャツを買う際の
参考になればいいなあ~
と思います。(´∀`*))
植物繊維
綿(コットン)

・特徴
良く使われる天然繊維で、
Tシャツや浴衣などで、
おなじみのものですね。
肌触りが良く、丈夫で吸収性も優れ、
アイロンを当てても溶けないため、
熱にも強い。
しかし、水洗いした時に縮み、
しわができやすくなります。
・汗をかいた場合
汗をきっちり吸い取ってくれますが、
乾きにくく、べたべたします。
たくさんの汗を出してしまうと、
水滴となって、シャツから地面に
こぼれ落ちることも……。
麻(リネン)

・特徴
夏物衣料といえば、
よく麻でできた服が思い浮かぶ
でしょう。
天然繊維の中で最も吸収性が良くて、
水に強い素材となっています。
また、洗濯した際に
最も早く乾き、何度も洗うにつれて、
しっとり柔らかくなって
気持ちいい(´д`*)
しかし、シワになりやすく、
保湿があまり良くありません。
・汗をかいた場合
べとつかず、速乾なところから
涼しい気分になることができます。
ただ、汗を吸い取って、
繊維が強くなってしまうため、
ゴワゴワした肌触りになってしまいます。
動物繊維
絹(シルク)

・特徴
蚕の繭からとった繊維で、
養蚕業として、
歴史の教科書に載っています。
光沢があることから、
最も美しい天然繊維と呼ばれ、
肌触りがよくて軽い上、
丈夫なところもあります。
綿よりも保湿と吸収性が
優れているんですよ。
ただ、洗濯すると簡単に色落ちして、
洗うたびに光沢が失われていきます。
熱にも弱く、虫にも食われやすいため、
きちんと保管しないと、
すぐボロボロに……
高貴な分、扱いにくい生地なんですね。
・汗をかいた場合
水分を吸収しながら、
熱をすぐ外に放ちますが、
汗シミもつきやすくなってしまいます。
羊(ウール)

・特徴
冬物衣類の代表としてあがる羊毛。
繊維が太いため、保湿はとても高く、
水をはじきながら湿気を吸収します。
毛玉が良くできやすいのが
痛いところです。
・汗をかいた場合
素早く汗を吸収して大気に放ち、
熱を発生させるため、冷えません。
(羊毛は湿ると、かえって温度が上がる
ことから、逆境に強い繊維なのです。
@・*・@からは想像もできません(汗))
化学繊維
再生(レーヨン)

木材パルプが原料で、服以外に
カーテンの素材にも使われています。
再生繊維はレーヨンのほかにも
キュプラというものがあります。
違いはキュプラのほうが強度があって、
縮みにくくなっています。
それ以外はレーヨンと同じで、
絹に似て光沢があり、吸収性もあって、
静電気を起こしにくく、
熱にも耐える優れもの。
(絹のような光沢を出そうと、
先人が頑張って作った繊維
なんですよ(^^; )
水に濡れると強度が低下し、
大人用が子供用になってしまうほど、
服が縮んでしまうのが特徴。
・汗をかいた時
綿よりも汗を良く吸ってしまい、
水に濡れると縮む習性から
しわができやすく、
すぐに縮んでしまいます。
合成(ポリエステル)

・特徴
石油が原料となった繊維で、
ポリエステルのほかに
ナイロンやポリウレタンがあります。
ポリエステルを基準に違いを見ると、
ナイロンは非常に弾力があり、
ポリウレタンは伸縮性が強い。
それ以外は共通で、
シワになりにくく、型崩れも起こさず、
乾きが早くて、とても丈夫。
デメリットは、
繊維の中では最も静電気が起きやすく、
汚れや臭いが落ちにくくなっています。
・汗をかいた時
すぐ乾くところから、べたつく心配は
ほとんどありません。
混合繊維

綿100%といった形で、
一つの繊維しか使わないシャツもあれば、
吸水速乾Tシャツのように
ポリエステル85%、
綿15%といった形で、
それぞれの繊維を混合した生地も
あります。
混ざることで、お互いの長所を引き出し、
短所を補うことができます。
吸水速乾Tシャツを例に出すと、
ポリエステルの良さである
すぐ乾くところがありながら、
綿の良さとして汗をすぐに吸い取り、
べたつきを感じさせません。
しかし、その長所が新しい短所を
産み出すことにもなります。
肌触りが綿100%と比べると、
あまり良くないところがあり、
肌の弱い人がこのシャツを着ると、
化学繊維によって過敏に反応し、
かゆみを引き起こすこともあります。
植物
・綿(コットン)
・麻(リネン)
動物
・絹(シルク)
・羊(ウール)
合成
・再生(レーヨンなど)
・合成(ポリエステルなど)
混合
以上、汗をかいた時における
素材についてお話しました。
あなたがTシャツを選ぶ際の
参考材料にすると良いでしょう。