
昨日、久しぶりに大学時代の友人と会いました。
その友達は、とても人が良いんですが、かなり抜けてるところがあって
危なっかしくて、ほっとけないタイプです。
とても仲がよかった彼女とは大学を卒業すると同時に、お互い離れ離れに……
その当時、ものすごく寂しい思いをしました。
そんな彼女が、2日前、仕事の出張で私が住んでいる都内に来ました。
そこで私は彼女とすぐに連絡を取って、居酒屋でご飯を食べることに(^^;
お酒を飲んでお互い気分が良くなり、
仕事の愚痴から恋愛の話(笑)など、色々と盛り上がる中……
友人が服の上から脇の下を無意識に何度もかいているのが
ふと、目につきました。
つい気になって彼女に尋ねました。
私「かゆいの? アレルギー?」
友「最近、かゆいんだよねぇ。ほんとなんだろう?
来週あたりに病院いってみようかな。
でも……お医者さんに脇を見られるのはちょっと恥ずかしいしなぁ。
薬局に売ってる薬試してからにしよ」
声のトーンを小さくしてそう私に言いました。
「脇の下がかゆくなる」原因の多くは大きく分けて3つあります。
そこで今回は、この3つについてお話します。
目次
原因1:皮膚炎(湿疹)

アトピー性皮膚炎
免疫が働かなくなって、アレルギー反応を引き起こす症状です。
体が冷えて血の巡りが悪くなった時や、
生活が不規則になって、自律神経が乱れると体がかゆくなります。
症状にもよりますが、1か月以上たっても、湿疹が止まらない
場合は必ず病院で診てもらうようにしてください。
(自分で治そうとして、悪化した知人を私は知っています)
汗によって引き起こされる乾燥肌
汗をかいたまま放っておくと、保湿成分が汗と共に
流れ落ちることによって肌が乾燥してしまいます。
乾燥肌になると、服と肌で摩擦が起きてしまい、かゆみが出ます。
それによって、引っ掻いてしまい、炎症を起こす危険性があります。
それを防ぐには、まずは体を清潔に保つことが絶対条件です。
清潔にした状態で保湿クリームを適度に塗って乾燥を防止すると良いです。
接触皮膚炎(かぶれ)
金属や化学薬品などに触れたとき、
体質によってはかぶれてしまうこともあります。
1 カミソリ負け
- 刃がさびていた
- あなたの肌が敏感肌
- 毛の流れに逆らって剃った
- 処理後、保湿クリーム(またはジェル) を塗らなかった
わき毛処理はカミソリ負け以外にも皮膚を傷つけるためにかゆくなってしまいます。
2 制汗剤
制汗剤は化学物質を使って汗の流れや臭いを抑えています。
この物質が人によってはアレルギー反応を起こし、かゆくなってしまうことも……
もし脇の下に制汗剤を塗った後にかゆみを感じたら、
一度使用を控えて様子をみてください。
原因2:カビやダニ

カンジダ(カビ)
カンジダは通常、害になるということは聞きません。
しかし、高温・多湿な環境で、体の抵抗力が落ちた時に、
感染症を引き起こしてしまいます。
体が弱っている時に脇の下のかゆみが出て、
治まる事が無い場合はカンジダによる可能性もあります。
その場合は、病院(皮膚科)で診察してもらいましょう。
疥癬(かいせん)
ヒゼンダニ(とても小さなダニ)が皮膚の角質層内に住み着くことで、
かゆみを引き起こしてしまいます。
(見るだけで寒気が(+ω+))
特徴は、赤い水ぶくれができますので、
状況が悪化しないためにもすぐに病院で治療してもらう必要があります。
原因3:あせも

夏が近づくにつれ、汗をたくさんかいたときに皮膚が炎症を起こします。
あせもはこちらで詳しくまとめています。
かゆくなる原因を知れば、対策も立てられるのです。
ぜひ原因を正しく知り、対策を練ってください。